
放置するのは危険です!成長にも影響を与える子どものいびき
いびき対策
発達障害、発育障害になる可能性もある子どものいびきが気になる方は、多いのではないでしょうか。コロナの影響で、さらに子どもは多くのストレスを抱えやすいです。疲れからのいびきが生じることもあります。ただ、毎日いびきをかくというときは注意が必要です。
身長が伸び悩む、体重が増えないという発育障害や発達障害。実はいびきも関係してる可能性もあります。ここでは子どものいびきの種類を詳しく説明します。
ストレスが原因のいびき

子どもはとても繊細です。少しのストレスが原因でいびきをかいてしまうのです。
子どものいびきが確認できた際、最初に考えるのは学校生活や生活環境が今どのような状態なのか知ることが大切です。お友達との関係や勉強のことなど些細なことで、ストレスを抱えるのが子どもです。
例えば、あなたの子どもはお友達について何かお話をされますでしょうか。勉強のこと、生活スタイルなどをまるっきり話してくれない場合は要注意です。ストレスと孤独からのケースもあります。
いびきをかいて寝ているということは、良質な睡眠とは言えません。睡眠障害が発生している証拠です。結果としてイライラする、落ち着きがない、授業中は集中力も持続できない、昼間は眠気におそわれてしまうといった支障が日常でも起きます。
なかには、ADHDという多動性障害と診断されてしまうこともあり得ます。思い当たるのであれば、解決向けて子どもとの時間を確保するようにしましょう。向き合うことで、いびきが解消されるかもしれません。
神経質な子どもも、ストレスでいびきを生じる場合があります。ハイリ―センシティブチャイルド(HSC)と呼ばれ、人の気持ちをすぐに感じ取る子どもに当てはまります。気の配り方が上手である半面、ストレスを抱やすい傾向があります。睡眠中にいびきをかいてしまう傾向があります。
風邪や食生活の乱れが原因のいびき

子どもは風の子といったことわざもありますが子どもはよく風邪をひきます。
季節の変わり目は体温調整が上手くできなくなります。ウイルスや細菌が身体の中に侵入してしまい、鼻水や咳、熱等の症状が現れます。
風邪を引き起こすと、気道が狭くなってしまいます。鼻づまりで口呼吸になり、狭い気道を移動した空気がいびきとなります。
いびきで風邪が原因の場合は、一時的なことなので心配はいらないでしょう。
風邪にかかりにくい身体を食生活を通してとりいれることが大切です。
野菜、お魚、お肉、炭水化物をバランスよく摂取することをおすすめします。
風邪で食欲がない子どもには、バナナやお豆腐のお味噌汁などがおすすめです。これらは手軽に摂取でき、かつ胃にも負担をかけないので安心です。これらは、睡眠の質をあげてくれる働きがあります。大豆製品やバナナ、卵などで体内では生成できない栄養素の必須アミノ酸のトリプトファンが取り入れることができます。
トリプトファンは、脳でメラトニンやセロトニンというホルモンになります。このホルモンは、睡眠の質を向上させる働きがあります。
質の良い睡眠を心がけると体力回復も早くなります。身体を温めるお味噌汁やビタミンC以外の栄養素が摂取できる卵、栄養満点のバナナを積極的に食事に取り入れてください。
アデノイド顔で口呼吸が原因のいびき

子どもは睡眠中に口を開けて寝ていませんか?
睡眠だけに限らず、日常生活の中でもポカーンと口が開いてしまっている。などの特徴の他、下記のような特徴がある方はアデノイド顔といわれています。
・上側の前歯が前に出ている
・下顎は後方に引っ込んでいる
・唇は厚くて捲れ上がっている
・唇を閉じると顎に梅干しのようなシワができる
・鼻の下が普通の人より長い
喉と鼻との間にあるリンパの組織の塊であるアデノイドは、鼻の一番おくにあり扁桃腺と同じく個人差で大きさが変わります。
このアデノイドが肥大してしまうと、慢性急性中耳炎になってしまいます。
口呼吸になり鼻もつまるので睡眠時に、結果としていびきもひどくなります。
幼いころから狭い気道でいびきをかいて口呼吸を続けていると、漏斗胸という胸の病気を引き起こしてしまいます。
成長するにつれて姿勢が悪くなり、胸の痛みなどを引き起こす可能性があります。毎晩いびきをかく子どもの場合は耳鼻咽喉科クリニックへの受診をおすすめします。
歯並びと小さな顎が原因のいびき

子どものいびきには、歯並びも関係しています。
大人の歯に生まれ変わったときに、下あごが小さい子供は歯がきれいにおさまりきりません。さらに親しらずも生えてきたら歯並びはかなり悪くなります。
下あごが小さい子供は、いびきをかくことが多いです。いびきには舌の位置が関係します。歯並びが良くて、あごが通常の大きさの場合は下の位置が上の前歯の裏歯茎に定着できますが、あごが小さくて歯並び悪いとなれば、舌が定着できずに後ろの方に引っ込んでしまいます。
睡眠の時には舌で気道を狭めてしまうということになりますのでいびきをかくということです。
歯並びが良いことはいびき防止だけでなく、虫歯のリスクや口臭といった問題も防ぐことができます。
今は昔とは異なり、目立たない矯正やマウスピース矯正など様々な方法の歯科矯正がありますので、歯並びが悪い、あごが小さいなどのお悩み等が、あれば歯科医院に受診されてください。

大きないびきは要注意!無呼吸が原因のいびき

無呼吸になるのは、肥満の方や大人だけじゃないの?と思われている方たちも多いかもしれませんが、子どもにも睡眠時無呼吸症候群は確認されています。呼吸停止が2回ほどあると、無呼吸になっている秒数が10秒未満でも睡眠時無呼吸と診断されます。
子どものいびきの原因は③のアデノイドが他の子たちよりも発達してしまう、喉の扁桃腺が大きいことによっていびき問題が起こるとされています。
口蓋垂(のどちんこ)の空間が狭いので、慢性的にいびきをかき続けてしまいます。
アレルギー性鼻炎や蓄膿症のお子様も鼻つまりによって口呼吸になることでいびきをかきます。日々いびきがひどくなると、息が止まり無呼吸になります。
大きないびきを繰り返して無呼吸で眠りも浅い、汗がひどい、なかには夜尿が酷くなる子どももいます。
睡眠時無呼吸症候群の子どもは、早期発見で早めの治療をすることが重要です。子どもが上記に当てはまるのであれば、一度最寄りの病院で診察してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。大人に多いと思われがちのいびきは、子どもでも起こりうる問題で、
様々な要因から引き起こされやすくなります。
また、いびきによって健康面や日常生活にも支障が出るため、いびきだからと放置するのは良くありません。
まずは子どもの周囲や生活環境でストレスに感じていることがないかを確認し、ストレスを少しでも解消できるよう、子どもと向き合うことが大切です。アデノイドや歯並びから発生するいびきに関しては、一度耳鼻咽喉科または歯科で相談することをおすすめします。
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