いびきにお困りの方は押してみて!“いびきにオススメなツボ”を5つ紹介!

いびき対策

皆さんは「いびき」をどうやって改善していいか、悩まれたことはありませんか?

近年では、たくさんのいびき対策グッズが販売されており、いびきにお悩みの方は購入したことがあるかもしれません。しかし、今回はお金をかけずに行うことができる、いびき対策についてご紹介します。

その方法とは、ずばり「ツボ押し」です。お金をかけることなく、また旅行先での就寝前など不安に直面した際に試すことができるため、気軽に取り入れられる方法です。

誰でもできる方法になりますので、いびきの改善を手軽に始めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

いびきの種類について

今回紹介する「いびき改善が期待できるツボ」は、単純ないびき治療のツボです。よって、上気道に疾患がある、睡眠時無呼吸症候群であるなどの原因によるいびきの方には、効果があまり期待できない場合があります。

一般的に、いびきは肥満や加齢などの理由によって筋肉が緩和し、気道が狭くなります。そして、呼吸の際に抵抗が生まれ、空気を通した時に音が鳴ってしまうという仕組みになります。

続いて、「睡眠時呼吸がしやすくなるツボ」「首のたるみを改善するツボ」という二つの視点から、効果的だとされているツボを詳しく解説します。

睡眠時呼吸がしやすくなるツボ

「迎香」・・・・・・鼻を広げて鼻通りがよくなる

迎香は、鼻を広げ、鼻通りをよくしてくれるツボです。鼻水や鼻づまりを改善するツボとして有名です。よって鼻通りをよくすることで、呼吸がしやすくなりいびき改善が見込まれます。

迎香のツボの場所は、小鼻の両脇です。

ツボの押し方は、両手の人差し指を小鼻の両脇にツボに当てて、大きく深呼吸しながら、顔の中心に向かって1分間ほど刺激しましょう。

「上星」・・・・・・鼻腔の血行をよくし、鼻通りがよくなる

上星は、鼻腔部分の血行を促進し、鼻通りをよくする効果があるとされています。したがって花粉症などで鼻づまりが酷く、眠りにくい人にもオススメのツボです。鼻通りを良くして呼吸をスムーズにすることによって、いびきを軽減する効果があります。

上星のツボの場所は、前髪の生え際から1~1.5cmほど上にある、頭の中心あたりにあるツボです。

ツボの押し方は、ツボに中指を当てて、頭の中心に向かって押すイメージで押します。さらに、ゆっくり10回ほど押してあげましょう。

「天突」・・・・・・のどの痛みの改善

天突は、のどの痛みを改善できるとされています。のどが痛い、咳が酷いなどの不調の際によく押されるツボです。よって天突を押し呼吸をしやすくすることで、いびきの改善を目指します。

天突のツボの場所は、胸骨の上端にある、中央のくぼみにあります。

ツボの押し方は、人差し指を曲げてかぎ状にし、喉元から胸骨に向かって、押し込むように優しく指圧を行います。強く押したり、垂直に押したりしないように気をつけましょう。

首のたるみを改善するツボ

「人迎」・・・・・・首回りの血行をよくして、首の余分な脂肪を落とす

人迎は、喉の筋肉を温めてくれるツボです。このツボを押すことにより、首回りの血行が改善し、首の余分な脂肪を落とすことが期待されます。また、喉の腫れや痛みに効果があるともいわれています。いびきの原因として、肥満により気道が塞がって起こっている場合もあります。したがって、首の脂肪を落とすことにより、いびきを改善することができます。

人迎のツボの場所は、喉仏から指2本分両外側にあり、ドクンドクンと脈拍を感じるところにあります。

ツボの押し方は、デリケートな場所のため、軽く押すようにしましょう。まず親指と人差し指で軽くツボの場所に触れ、左右に揺らして刺激します。70~80回ほど行うとよいとされています。

「廉泉」・・・・・・首のたるみを引き締める

廉泉は、首のたるみを引き締める効果があるとされています。また、顎のたるみや二重顎が気になる方にもオススメです。さらに廉泉を押すことで、舌筋を鍛わるのをサポートするとともに、リンパの流れもよくして、たるみを引き締めます。

首のたるみを引き締めることで、脂肪によって気道が塞がりがちだった部分が改善され、いびき対策にもなります。

廉泉のツボの場所は、顎の真下の少しへこんだ部分です。具体的に、首を後ろに倒して顎骨に触れた時に、へこんでいる部分が廉泉のツボの場所です。

ツボの押し方は、親指を重ねて軽く押し上げるようなイメージで、ゆっくり指圧を行いましょう。さらに、5秒間押していきます。これを3回ほど繰り返します。

ツボ押しを行う際の注意点

ツボ押しを控えるべきタイミングについて説明します。

体調が悪い際に行わない

ツボ押しは体の各器官を刺激して活性化させてしまうため、体調によっては体に負担をかけてしまいます。自身の体調を気にかけながら、無理のないペースで行いましょう。もし、ツボ押しを行って体調が悪くなった場合は、すぐにツボ押しを中止し専門家に相談しましょう。

妊娠中に行わない

ツボの中には女性ホルモンの分泌を増やす効果のものもあるため、妊娠中など普段とはホルモンバランスが異なる際には、ツボ押しを控えるようにしてください。

アルコール摂取後に行わない

ツボ押しを行うと、血行が促進されるため、アルコールが普段以上に体内をまわりやすくなります。よってお酒が残りやすい方は、飲酒した次の日はツボ押しを控えるようにしましょう。

まとめ

睡眠時呼吸がしやすくなるツボは・・・

  • 「迎香」・・・・・・鼻を広げて鼻通りがよくなる
  • 「上星」・・・・・・鼻腔の血行をよくし、鼻通りがよくなる
  • 「天突」・・・・・・のどの痛みの改善

首のたるみを改善するツボは・・・

  • 「天突」・・・・・・のどの痛みの改善
  • 「廉泉」・・・・・・首のたるみを引き締める

ツボを押す際の注意点は・・・

  • 体調が悪い際には行わない
  • 妊娠中に行わない
  • アルコール摂取後に行わない

いかがでしたでしょうか。
どれも気軽に始められるツボ押しになります。ぜひ病院に行く前に自分で少しでも改善したい方は、上記の方法を試してみてください。

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